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北川朱音(きたがわあかね)

こんにちは!エムズアソシエイツ設計部の北川です。
出身は岐阜県各務原市で、高校を卒業後福井大学に進学しましたが、就職を期に岐阜に戻ってきました。
趣味はカメラとお買い物、芸術祭巡り、お酒を飲むこと、食べることです。
2023年には夢だった一級建築士にもついに合格し、より一層、設計を極めていきたいと思っています。

風景と思いが重なる、芸術祭が好きです

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私は全国各地で開催される、『芸術祭』が好きです。
代表的なものだと、『瀬戸内国際芸術祭』『あいちトリエンナーレ』等がありますが、
一言で言うと、現代アートの祭典です。

とくに、私が一番好きな『奥能登国際芸術祭』は石川県珠洲市を中心に行われ、
地域の皆様が大切に受け継いで暮らしてきた風景と、
その土地を大切にしたい芸術家の思いによってつくられたアート作品が、
風景と調和し、どこかほっとするのに新しい景色を作っているような、そんな芸術祭です。
初めて一人旅に行ったのがその芸術祭でしたが、まちの人と話しながら回る能登半島の最南端“さいはての地”は、とても暖かかったことを覚えています。

一般的にアートというものは俗世から離れたものであり、
暮らしに密着した家づくりとはかけ離れたものと思われがちですが、
芸術祭はそのアートで街並みを彩る形で調和しているように感じています。
そう言う意味では、お住まいになるご家族ひとりひとりの大好きなものを様々な方法で形にし、いまある街並みに調和し、さらに良い景色を作る。
そんなお住まいづくりにも取り入れられるものがあると思い、毎回足を運んでいます。


 
 
 

できるだけ楽に、毎日を楽しめるお住まいを作りたい

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実家は昭和元年竣工の、いわゆる古民家で育ちましたので、
とても広く、寒くて暑く、段差も多く、家事動線も良くない、暮らしにくく手間のかかる家でした。
そんな家でも母は仕事をしながら家事を完璧にしてくれるスーパーお母さんでしたので、
私は家事を全くしないまま大学進学を期に一人暮らしを始めました。
いつも母を見ていたので家事なんか簡単だと思っていましたが、
めちゃくちゃ大変で苦手なことがわかりました。(お母さん、本当にありがとう・・・)

そんな私なので、設計するときはまず初めに“楽”に暮らせる家、を考えます。
間取りを見て、その中に住んだ自分を想像しながら、
毎日の家事が億劫にならないような、
一日頑張った心や体を休めるために家に帰ることができるような、
暮らしが楽ちんで楽しみになる家を考えます。


家づくりは暮らしづくりです。
住んでから、お住まいでの暮らしが楽しい!と言われることが私の幸せです。
細かいことは後にして、まずはどんな暮らしをしたいか、
楽しくお話しながら、皆様の暮らしをつくっていきましょう!