• 自然との関わりが希薄になりがちな都市での暮らし。住まいにも、可能な限り自然を取り入れ、四季を感じながら心豊かに暮らした いもの。コロナ渦の影響で外出の機会が減り、ますます自然とふれあう機会が減りつつあったことも、この住まいの発想のきっかけとなりました。
• 四季折々にさまざまな表情を見せてくれるシンボルツリーを住まいの中央に。アトリウムという一つの谷の存在が、階段や吹抜けなど動線の流れを通してともに暮らす家族の気持ちを一つにつなぐ「SKIP-VALLEY」。
• 家族とともに成長し、安らぎや憩いをもたらすシンボルツリーとリズミカルなスキップフロアとの組み合わせで、家族を程よい距離感で軽やかにつなぐ、潤いのある暮らしが広がります。

アトリウム越しに、1階のホームオフィスの様子も、2階のリビングでくつろぐ家族の様子も同時に見えるダイニングキッチン。視線が上下左右に届く絶妙な距離感が、家族の暮らしを安心と心地よさで包み込みます。

• スキップフロア効果で生まれたプラスワンの空間は、多様性を求められる現代に即した、多目的なスペースに。
• この建物では、ただ単にフロアをスキップさせるだけでなく、スキップさせた空間とハイサイドのフィックスガラスとを絡めるなど、屋外とつながるような仕掛けを組み入れ、できるだけ光を室内の奥まで取り込みたいと考えました。
• アトリウムの緑を中心に、室内にいながら光や風、自然を身近に感じられるダイナミックな空間構成です。

たとえば生活の中心となるLDKも、空間を縦にずらすことによって目線が斜め上、斜め下へ連動。アトリウムを介して程よい距離感を保ちながら、楽しい会話も弾む、心地いい暮らしを演出します。