• 人が住まいに求める心地よさとは、何でしょうか。変化に富んだ空間構成が生む広がりや、燦々と降り注ぐ光、ホテルライクなくつろぎなど、さまざまな要素を盛り込みながら、地域とのつながりや調和もまた、重要なエレメントの一つと考えました。
• 地域が受け継いできた歴史や文化、緑豊かな環境などが醸し出す、この街ならではの空気感を取り込み、ウチとソトをつなげることで上質な心地よさを演出したい。そんな思いから「COMFY」のプランニングはスタートしました。
• 内部には、 暗くなりがちな1階に光と風を届ける中庭(ライトコート)や、それに つながるアウターリビング、玄関ホールや中庭上部の吹抜けなど、 室内にいながらソトを感じられるポイントが随所に。空間のもたらす心地よさが、家族のつながりを育みます。

視線の抜けを意識した2階リビングは、室内にいながら、まるで屋外のような明るさと開放感に包まれる空間。街の空気感や、自然とともに暮らす醍醐味を満喫できます。

• 豊かな緑を住まいに取り込み、つながりを持たせることも、テーマの一つでした。緑を身近に感じる暮らしは、四季や天気の移ろいを毎日感じることができ、想像以上の心地よさや感動をもたらしてくれるもの。
• 1階は、玄関ホールから中庭、アウターリビングにつながる縦ラインに、敷地前のグリーンベルトにつながるよう植栽を配置。緑のゾーンを連続させることで、中に入っても、ソトの気配が奥までそのまま続いているような感覚に包まれます。住む人が緑とともに暮らす豊かさを日々実感できるのはもちろん、訪れた人の気持ちもきっと和らげるでしょう。
• 外観正面側に設けた2階のグリーンガーデンは、瑞々しい外観美を印象づける重要なアクセントに。視線の抜けを多く取った2 階リビングは、どこでくつろいでも緑が見えるように設計しました。

リビングに段差なくつながる半屋外のアウターリビングを経て、緑を望む。縦に広がる空間がもたらす開放感と視線の先に垣間見える緑の相乗効果で、潤いと上質な心地よさを実感できる空間。